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ハーゲンダッツ値上げいつ?新価格&なぜ値上げするのかを調べてみた

アイス好き・スイーツ好きには大ショックなニュースが入ってきました……。あのハーゲンダッツが値上げするとのこと。贅沢アイスの代表的存在、ご褒美スイーツとして愛している方も多いと思います。

今回の値上げでお値段はいくらになるのでしょうか。それに加えてどうして値上げするのかについても考えてみましょう。

ハーゲンダッツの値上げは約4年振り

コンビニやスーパーなどで手軽に手に入り、バラエティ豊かなフレーバーを取りそろえるハーゲンダッツ。期間限定のお味なども登場し、そのたびに売り切れが続出するなど長年にわたってその人気は衰えるところを知りません。

そのハーゲンダッツが2019年6月1日から値上げ……。前回の値上げは2015年だったので実に4年振りということになりますね。もともと少しお高めのアイスですが、さらに高くなってしまうとはショックです。ひとまずどのくらい値上がりするのか見てみましょう。

ミニカップ・・・272円→295円
クリスピーサンド・・・272円→295円
バー・・・272円→295円
パイント・・・765円→850円(価格は全て税抜)

商品によって20円~100円程度の値上げですね。ミニカップやクリスピーサンドは消費税を加算すると300円を超えることになります。

なぜこのタイミングで値上げするの?

2019年の10月には消費税が10%に引き上げられます。食料品は軽減税率が適用され8%のままとなりますが、節約ムードが漂い一時的にでも消費が落ち込むことが予想されます。

なぜこういったタイミングでハーゲンダッツは値上げを行うのでしょうか。

最も大きな要因は原材料の高騰です。特に香料に使用されているバニラの値段が現在かなり高騰しており、なんとその流通価格は銀よりも高額になっているということ。

これは日本で使用されているバニラの産出国、マダガスカルが2017年3月のサイクロンによって壊滅的な被害を受け、バニラの生産量も激減したため価格が暴騰することに。日本のみならずイギリスやフランスなど世界のアイスクリーム業界が大打撃を受けています。

加えて流通コストも上がっていることが原因の一つとして挙げられるでしょう。明治や江崎グリコ、森永乳業なども相次いでアイスの値上げを発表しています。

アイスはマイナス20℃で配送する必要があるためももともと物流コストが高い商品ですが、ここ最近の物流界の人手不足などによる物流費の値上げなどによってさらに物流コストが重くのしかかることになったのでしょう。

そうした複合的な要因が今回のハーゲンダッツの値上げの背景にあると思われます。

まとめ

・ハーゲンダッツの値上げは2019年6月1日

・前回の値上げは2015年、4年振りの値上げ

・商品によって20円程度~100円程度の値上げ

・値上げの原因はバニラの価格高騰・物流コストの増加

■参考サイト
https://www.haagen-dazs.co.jp/company/newsrelease/2019/_0125.html
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO40462020V20C19A1XQH000/
https://www.bbc.com/japanese/44026984
https://fstandard.co.jp/column_detail/381

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