マスカルポーネチーズとは?特徴やクリームチーズとの違いを解説!
チーズ好き、お菓子好きの方ならば一度は耳にしたことがあるマスカルポーネチーズ。日本ではバブル期に一大ブームを引き起こしたスイーツ、ティラミスに使用されていることでよく知られていますね。
ですがマスカルポーネチーズ単体で売られていることは日本ではそれほど多くなく、マスカルポーネチーズそのものについてはあまり知られていないのが現状です。
そこでここでは、マスカルポーネチーズの特徴やクリームチーズとの違いをご紹介します。
マスカルポーネチーズの特徴とは
マスカルポーネチーズはイタリア北部のロンバルディア州が原産のフレッシュチーズです。フレッシュチーズとはほとんど熟成させない、もしくは全く熟成させないのが特徴ですが、このマスカルポーネチーズも全く熟成せずに作られます。
乳脂肪(生クリーム)に少しのミルクを加え、熱したうえでクエン酸や酢酸を添加して固めます。そのため乳脂肪分が80%程度と非常に高く、濃厚でコクと自然な甘みがあり製菓用としても高い人気を誇るチーズです。
参考:
wikipedia
meg-snow
cheesemarket
マスカルポーネチーズとクリームチーズの違いって?
クリームチーズはマスカルポーネチーズと同じフレッシュチーズですが、加熱殺菌しクリーム状になったミルクに乳酸菌を加えて作ります。乳酸発酵させている点がマスカルポーネチーズと大きく異なる点ですね。
クリームチーズの乳脂肪分は約30%程度と、マスカルポーネチーズよりもヘルシーです。クリームチーズはバターのような質感と、さわやかな酸味を持ちスモークサーモンと合わせたりディップとして使用されることもあります。一般的なチーズケーキの材料となっているのはこのクリームチーズです。
クリームチーズの歴史は古く世界最古のチーズのうちの一つともいわれていますが、原産地はよくわかっていません。現在ではアメリカやフランスなど世界中で作られています。
まとめ
マスカルポーネチーズ
・乳脂肪と少量のミルクを発酵させずにクエン酸や酢酸で固める
・乳脂肪分は80%程度
・濃厚なコクと甘み
・原産国はイタリア
クリームチーズ
・ミルクを加熱殺菌してできたクリームを乳酸発酵させて固める
・乳脂肪分は30%程度とヘルシー
・バターのような質感とさわやかな酸味
・原産国は不明